昨年、第1級管工事施工管理技士の試験に1発合格しています。
令和2年度の1次試験の合格率は35%でした。
このことからもかなり難しい試験であることが解ります。
僕の周りにも何回も落ちてる方が何人もいます。
そんな難易度の高い試験を仕事をしながら1回で合格した実際の勉強方法をここに書いておきたいと思います。
学科試験(1次試験)の勉強方法
過去10年分の問題をひたすら解く。
これに尽きます。
仕事をしながらだと勉強に割ける時間も限られてくるので、まずは10年分一気に問題集を解いていきましょう。
問題は全て4択問題なので解らなくてもいいから取り敢えず答えを選んで解答を見る。
この繰り返しを10年分ひたすらやっていきます。
これだけで出題されやすい問題や全体の傾向が大体掴めると思います。
2周目からは解らない箇所をテキストの解説等で補完していきます。
自分が間違えやすい問題や苦手な範囲をここでしっかり把握しておきましょう。
3周目までくると個人差はあると思いますが全問覚えるところまでいけるのではないでしょうか。
通勤時間を利用して勉強していた
仕事をしながらだとまとまった時間がとりにくいので通勤の電車の中で問題集を解いていました。ネットでも過去問題集を集めたサイトとかがあるので、わざわざ分厚い問題集を開かなくても問題を解くだけならスマホだけでも勉強できてしまいます。
ただし解答が間違っていたり解説が不適切だったりするサイトもまれにあるので少し注意が必要です。
週末など勉強時間を多めに取れる時はテキストを開いて実際にノートをとったり、計算問題など電車ではやりづらい問題を重点的に学習していました。
実地試験(2次試験)の勉強方法
実際に記述しなければならない問題が多いのである程度の暗記が必要になると思います。
僕の場合は学科試験より勉強しにくかったです。
第6問目の実際に行った工事の施工経験を記述する問題が1番重要と思われるので作文をしっかり作ってしまって暗記していくのが確実です。
この6問目が取れれば、他を多少落としても何とかなると思われます。
他の問題も過去問題集をしっかり学習して模範解答の文章をある程度までは暗記してしまうのがやはり確実です。
学科試験の勉強の時よりは実際に答えを文章にして書く練習を沢山行いました。
なので週末など時間がある時に集中して勉強していました。
講習に行く
僕は念を入れて学科試験と実地試験の為の講習にも通いました。
料金は結構高いですが仕事が忙しくて中々勉強できなという方は講習に参加するのもいいと思います。
講師の方々がよく出題される問題の解き方のコツなどをしっかり解説してくれるので行く価値は十分にあります。
仕事をしながら勉強するのは大変ですが、達成できれば得られるものも大きいです。
第1級管工事施工管理技士に合格した経験をしたことで、勉強することが楽しくなって今年も他の色々な資格を取ることに挑戦するきっかけになりました。
これからも実際に行った勉強方法などをここに記録していきます。
何か参考になれば幸いです。
コメント